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舞川小学校30周年記念行事「BAKERUの学校」

11月5日(水)

今日は舞川小学校30周年行事として、郷土芸能と現代アートがコラボした「BAKERUの学校」を体験しました。

本校の子どもたちも取り組む鹿子躍、鶏舞は舞川地域の文化です。

この2つの郷土芸能とデジタルアートを掛け合わせ、ゲーム感覚で鹿子や鶏の体験をするものです。

 

初めに子どもたちは大人が踊るフルバージョンの蓬田神楽の鶏舞、舞川鹿子躍を観覧しました。

迫力ある踊りに子どもたちも見入っていました。

そして、「郷土芸能」の意味を学びました。

踊りに込められた願い、神とのつながりを知り、普段慣れ親しんでいる躍りに深みを見出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次はお面づくりです。

「〇〇の神様」というお題で、一人一人が思いを込めて表現しました。

 

 

 

 

 

 

このお面をつけて、デジタルアートと出会います。

自分の動きと連動して、鹿子や鶏が動きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回体験させてくださった株式会社「WOW」のスタッフの方から、

「東日本大震災で伝承の衣装や道具が被害にあった地域があります。

それでも絶やしてはならないという思いが、デジタルアートとの出会いにより新たな形としても紡がれています。」

と伺いました。

 

舞川文化である2つの郷土芸能は、地域の皆さんによって大切にされています。

そのバトンを差し出された子どもたちも、舞川地区の大切な宝物です。

鶏舞、鹿子躍がしみ込んだ体は、大人になっても強くたくましく生きていくことと思います。

どんな時も、大切に育てられたこと、この舞川の踊りを踊れることを誇りに思ってほしいと願っています。

今日の30周年記念行事にご参加くださった皆さんと子どもたちを眺めながら、そんな思いに耽った忘れられない1日になりました。

 

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